不動産投資でリタイアした30代夫婦の体験記【夫婦de起業&会社経営】
不動産投資でリタイアした人って本当にいるの?
30歳の時、「金持ち父さん貧乏父さん」を初めて読み、不動産投資でリタイアした話を知ります。
自分の周りも自分たちも普通のサラリーマン生活。最初は疑わしい気持ちでいっぱいだったのです。これはアメリカだからできたんじゃないの?って。
それでも…その想いを実現したかった。そのためには何としても頑張りたいと思った。そこで、不動産投資の勉強を始めてから約5年。夫婦共にリタイアできたのでした。
会社員生活を辞めてリタイアした後はどんな生活が待っているのだろうか?そんな疑問に「リアルな体験談」としてお伝えします。
不動産投資でリタイアに至る目安とは?基準はキャッシュフロー!
不動産投資でリタイアを目指す人にとって一番気になるのは、どこまで行けばリタイアできるかの基準だと思います。
基準の定義としては、「●棟●室のオーナーになったら…」とか「年間家賃収入が●●万になったら…」とか。色々な説があります。
ただ実際にリタイアをしてみて思うのは、基準というのは自分たちがキャッシュフローベースで考えることだと実感しています。
例えば年間家賃収入が1億円でも、支出が9,900万円あったら?100万円の手取りで生活できるでしょうか?
不動産投資でリタイアを目指す場合どうしても、物件保有数を増やす必要があります。その時に所有している物件の種類や購入方法(融資の活用)によっては、手取りのお金がだいぶ変わってきます。
そのため、書籍のタイトルにありがちな「家賃収入●億」や、「●棟●室で引退!」みたいな単純な話ではないのです。
まずは物件購入前にキャッシュフローを把握すること。有利な条件で融資を組めるように、既存の物件の成績も上げること。キャシュフローが出る買い方で購入し、購入後も満室経営に力を注ぐなど…常にキャッシュフローが生活費を超えるように意識する必要があります。
キャッシュフローの算出方法については、不動産賃貸業のオーナーとしての知識をつけることが必要不可欠です。
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5棟37室を運営するために法人(会社)設立!妻が代表取締役でよかったこと
私達夫婦が共にリタイアしたのは、5棟37室のオーナーになってからでした。毎日通勤しなくて良い自由を満喫した夫と私。その後即座に取り組んだことが…賃貸経営を行う法人の設立でした。
個人で購入した収益物件の管理委託を受けて、且つそれぞれのビジネスも法人で行う形にしました。基本的には、自分たちの所有する物件管理のための専属会社を作るのがセオリーですが…私達それぞれ副業で個人事業でのビジネスをしていたため、会社に移管したり任せたり…的な形にしたのです。
このあたり、ただ会社設立するだけではなく税理士さんのサポートは必要不可欠です!決算書作成だけではなく、日々の記帳や経理的な面でもバックアップがあるので、心置きなく本業に専念できるのです。
自分たちの賃貸経営や望むスタイルを理解してくれる税理士さんを探しましょう。当然法人契約の場合、顧問契約も含めて会社設立の手続きなども税理士さんに一切合切お願いすることをオススメします。素人ではあれだけの仕事、なかなかできないためです。
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ちなみに私達夫婦で社長はどっちかというと…妻の私です。代表取締役社長は妻。副社長が夫です。
これは決して妻が強いとかではなく、実務的なことを考えてでした。
夫婦で起業する場合、多くの従業員を雇うことはなく小さく始めます。夫婦二人が会社の社員になります。そうすると、社会保険事務所や銀行の口座開設など…事務仕事にも小回りを効かす必要が出てきます。
こんな時、事務処理をメインで行う人が社長になっておくと…銀行でも役所でも処理が早いのです!代表取締役が自分で助かったことが細々とありました。一応豆知識として書いておきますね。
好きなビジネスと子育ては夫婦二人で行う。娘に愛されるパパに
そんな形で私達もリタイア生活してからかれこれ7年になろうとしています。
もちろんまだまだ勉強することも多く、新しいタイプの物件を買っては手探りなこともたくさんあり。もう毎日が勉強だと思っていますが…
不動産投資を学んだおかげで、夫婦共に通勤はなく…お互いそれぞれの特技を活かしながら、二人の法人と賃貸経営を頑張っている次第です。
そのため、家事もどっちかには決めず。お互いに得意なことは率先して行うライフスタイルになっています。
二人共会社役員のため、比較的色々な仕事の調整もしやすいのです。そんな時特に助かるのが、子育てのシーンです。
我が家も二人の幼子に恵まれましたが、まだまだ小さく手がかかる時期です。おむつ代とか…笑
ただそんな時も、外出仕事がない方が子育てをしたり。急な発熱や体調不良による保育園のお迎えなどは行ける時が先に行き病院に連れて行くなど…本当に助かっています。
パパも積極的に娘二人と触れ合う時間があるため、二人共「パパ大好き♡」です。そんな様子を見れる時。ああ、あの時不動産投資でリタイアを目指して本当に良かったなと思います。